AI Engine
WordPress に AI チャットボットを
設置する方法(コード不要)
サイトの隅に小さなチャット窓を置いて、訪問者の質問に自動で答えてもらう。十分ほどで終わり、コードは書きません。
必要なもの:API キー
ここでつまずく方が多いので、先に正直に書きます。 OpenAI、Anthropic、Google のいずれかでアカウントを作り、API キーを取得する必要があります。
多くのチャットボットサービスは月額制で、提供側のモデルを提供側の価格で使います。 AI Engine は逆で、あなた自身のキーを使います。 会話はあなたのサイトから AI プロバイダーへ直接送られ、それ以外のどこにも渡りません。
実際の差は請求書に出ます。月額制は誰も使わなくても同じ金額ですが、 自分のキーなら使った分だけで、小規模なサイトなら月に数十円ということも珍しくありません。 代わりに最初の登録がひと手間、というだけの話です。 プロバイダー側で利用上限を設定しておくことをおすすめします。
設置の手順
- AI Engine をインストールして有効化します。
- サイドバーの Meow Apps → AI Engine を開き、Settings タブで API キーを貼り付けてモデルを選びます。
- Chatbots タブを開きます。最初から一つ用意されています。
- 名前、アバター、性格を設定します。時間をかける価値があるのは性格の欄です。 「あなたは京都の陶芸工房のアシスタントです。短く答えてください。 わからないことは、わからないと言って問い合わせページを案内してください。」といった具合に。
- 表示場所を選びます。サイト全体に浮かぶポップアップか、 ショートコードで特定のページだけに置くこともできます。
保存したら、シークレットウィンドウでサイトを開いて話しかけてみてください。ここまでは無料版でできます。
自分のサイトの内容に答えさせる
ここが多くのチャットボットで期待外れになるところです。初期状態のボットは、 AI モデルが知っていることしか知りません。営業時間や返品規定を聞かれると、 それらしい嘘をつきます。企業サイトでは、答えないより悪い結果です。
解決するのが Knowledge(Pro 版の機能)です。 投稿、固定ページ、PDF を読み込ませると、ボットはそこから答えるようになります。 以前は別途ベクトルデータベースの契約が必要でしたが、 現在は WordPress のデータベース内に保存されるのが初期設定なので、追加の準備は要りません。
料金を怖くしないために
従量課金で本当に怖いのは、想定外の請求です。AI Engine はユーザーごと・クエリごとの トークン消費を記録し、上限を設定できます。公開した日に設定してください。請求書を見た日ではなく。
どのモデルを選ぶか
小規模なサポート用ボットであれば、各社の最も安いモデルでまず十分です。 営業時間の案内は推論の難問ではありません。 AI Engine は OpenAI、Anthropic、Google、Mistral、Perplexity、OpenRouter を 同じ画面の中で切り替えられるので、モデルの変更はドロップダウンの操作だけです。 この分野は数か月ごとに勢力図が変わるので、これは思っているより重要です。
スマホからも使えます:Workspace アプリ
AI Engine の Workspace は、iPhone、iPad、Android の無料アプリでも使えます。QR コードで一度サイトとペアリングすれば、サイトに設定した全てのモデル、会話、フォルダがそのまま手元に。会話はあなたの WordPress に保存され、アプリが API キーを持つことはありません。呼び出しはサイトが行うので、料金はいつも通りプロバイダーからだけです。
無料版は WordPress.org から。 Pro 版と詳しいドキュメント(英語)は meowapps.com にあります。
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