Database Cleaner
MCPWordPress のデータベースを
最適化して軽くする方法
リビジョン、期限切れの transient、アンインストール済みプラグインが残したテーブル。放っておくと確実に太るデータベースを整理します。
体感として最初に効いてくるのは管理画面の重さと、バックアップにかかる時間です。 数百 MB のデータベースのうち、実際に使われているのが一部だけ、ということは珍しくありません。
データベースに溜まっていくもの
データベースは一度に大きくなるわけではありません。記事を書くたび、プラグインを入れるたびに、少しずつ溜まっていきます。
- リビジョン:保存するたびに記事がまるごと複製されます。何年か運営しているサイトでは、いちばん大きいことが多いです。
- 自動下書きとゴミ箱:もう誰も見ない記事です。
- スパムコメント:数万件になっていることもあります。
- 期限切れの transient:一時的なキャッシュのデータで、WordPress が消し忘れることがあります。
- 持ち主のいないテーブル、オプション、スケジュールされたタスク:ずっと前に削除したプラグインが残したものです。
最初の三つは安心して消せます。残りは、それぞれが何に属しているかを知る必要があり、Database Cleaner はまさにそれを表示します。
何を消していいのか
ここが判断の難しいところです。「不要そうなテーブル」を消すのが一番危険です。 プラグインを一時的に停止しているだけで、テーブルは現役ということがあります。 Database Cleaner は、どのテーブルがどのプラグインのものか、 そのプラグインが現在有効かどうかを表示します。判断材料を出したうえで、決めるのは人間です。
手順
- 必ずバックアップを取ってください。 メディアファイルと違い、データベースの削除はゴミ箱を経由しません。
- Database Cleaner をインストールして有効化します。
- Easy モードから始めます。リビジョン、自動下書き、ゴミ箱、 期限切れ transient といった、消しても支障のないものだけが対象です。
- 慣れてきたら Expert モードで、テーブル単位の確認に進みます。 大きなサイトでも止まらないよう、処理は非同期で少しずつ実行されます。
リビジョンは消していいのか
過去の版に戻す可能性がないなら消して構いません。ただ、全部消すのではなく、
記事ごとに直近の数件だけ残す設定にしておくと、事故が起きたときに救われます。
wp-config.php に
define('WP_POST_REVISIONS', 5);
と書いておけば、今後は自動的に 5 件までに保たれます。
画像の整理には Media Cleaner が対応します。データベースとメディアの両方を片づけると、 バックアップの時間がはっきり変わります。
見落としがちな効果:autoload のオプション
サイトを遅くするのは、データベースの大きさそのものより、autoload のオプションです。 WordPress はこれをすべてのページで丸ごと読み込みます。使われていなくてもです。 削除済みのプラグインが大きなオプションを autoload のまま残していると、サイト全体が理由もなく重くなります。
Expert モードの Database Cleaner は、オプションをサイズと持ち主つきで一覧にし、 削除せずに autoload だけを止めることができます。元に戻せる操作で、速度の改善はここにあることが多いです。
Claude や ChatGPT に任せる(MCP)
AI Engine の MCP と一緒に使うと、Database Cleaner も会話で操作できます。「不要なリビジョンや自動下書きがどれくらいあるか教えて」と頼めば、削除する前に件数と中身を見せてくれます。削除は元に戻せないので、先にバックアップを取ってから。つなぎ方は Claude と ChatGPT の記事で。ほかの頼み方は頼めること 15 例へ。
無料版は WordPress.org から。 Pro 版と詳しいドキュメント(英語)は meowapps.com にあります。
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