Meow Apps

記事 · 2026年9月6日

ChatGPT・Claude・Gemini が落ちたときにやること

AI の障害は珍しいことではなくなりました。まず誰の障害か確かめる方法、アプリと API の違い、そして「もう一つの契約」を増やさずに備える方法。

OpenAI、Anthropic、Google の障害は、もう珍しい出来事ではありません。世界の半分が頼るサービスを運用していれば、月に数回は「エラー率の上昇」がステータスページに並びます。そのたびに、締め切りを抱えた何百万人かが同じことを考えます。今すぐ代わりはないのか。

短い答えは「あります」です。ただ、思っているのとは違う形で。

まず、本当に向こうの障害か確かめる

慌てて再ログインしたり、ブラウザを変えたりする前に、公式のステータスページを見てください。

  • OpenAI: status.openai.com
  • Anthropic: status.anthropic.com
  • Google: status.cloud.google.com

私たちはこの三社(と OpenRouter)の障害を meowapps.com で毎時追跡しています。どのくらいの頻度で起きているか、実際の数字で見られます。

何が落ちているのかを見分ける

ここが一番大事なところです。ChatGPT のアプリが落ちていても、OpenAI の API は動いていることがよくあります。 逆もあります。アプリと API は別のインフラで動いていて、障害の多くはどちらか片方です。

つまり、アプリが使えないときに API 経由で同じモデルを呼べば、普通に動くことが珍しくありません。

「もう一つの契約」を増やさずに備える

ChatGPT が落ちるたびに Claude に月額を払い、Claude が落ちるたびに Gemini に月額を払う。これは備えではなく、請求書が三倍になっただけです。

もっと単純な方法があります。各社の API キーを一つずつ取っておき、それを自分の WordPress から使うことです。AI Engine はこのために作られています。OpenAI、Anthropic、Google、Mistral を同じ画面から使えて、どれかが落ちたらドロップダウンでモデルを切り替えるだけです。

API は使った分だけの課金なので、待機しているだけの提供元にはお金がかかりません。普段は OpenAI、落ちたら Claude、という使い方が、追加の月額なしでできます。

キーを一つにまとめる(OpenRouter)

三社それぞれにアカウントを作るのも面倒なら、OpenRouter を使うと一つのキーで全社のモデルを呼べます。AI Engine は OpenRouter にも対応しているので、キーは一つで、モデルは全部、という構成が組めます。

正直な注意点

自分のキーを使う方法は、ChatGPT のアプリと完全に同じではありません。アプリ側の独自機能(記憶、一部のツール)は API にはないものもあります。ただ、文章を書く、要約する、コードを直す、質問に答える、といった仕事の大半は問題なくこなせます。

十分で終わる準備、必要になる前に

  1. OpenAI と Anthropic で API キーを取る(両方で数分)
  2. WordPress に AI Engine を入れて、設定画面にキーを貼る
  3. 使用量の上限を設定しておく(想定外の請求を防ぐため)
  4. 一度だけ、モデルを切り替えて動くことを確かめておく

これで、次に「障害発生中」の表示を見ても、締め切りが動くことはなくなります。

この記事に関連するプラグイン

AI Engine

コードを書かずに、自分のサイトの内容に答えるチャットボットを設置できます。